日本がこの先生きのこるためには

動物を飼うのは人間のエゴなのか

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動物を飼うということは人間のエゴなのか、
自覚症状がない人が多すぎる気がしませんか?

私は、動物愛護(団体)という言葉を聞くと、
あまり良い気がしません。

動物愛護団体の訴えであったり、
「○○(動物の名前)がかわいそう・・・」、

という言葉を見るたびに、
人間が自分勝手であることを思い知らされ、ウンザリするからです。

特に違和感を感じるのは、動物に対する過剰な愛護です。

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自分勝手なエゴ

私は先日、とあるTV番組で「ハムスターの良い写真を撮るための方法」、
というような小さな特集を見ました。

その方法とは、

  1. ボウルや箱などの容器で、ハムスターを真っ暗闇に閉じ込める
  2. 15秒程度その容器を持ち上げて再び明るみに出す
  3. 急に明るくなったことで二本足で立つなどして様子をうかがう(フリーズする)

というものです。

3の状態がシャッターチャンスということですね。

私はこの特集を見て、
「へー、なるほど。ハムスターの特性をよく理解しているなぁ」
としか思いませんでした。

ところが後日・・・。

この映像が動画サイトにUPされているものを見かけました。

驚いたのは、批判的なコメントが非常に多かったということです。

小動物のハムスターは小さなことでストレスを溜めやすく、
病気になりやすい上、そのまま死んでしまうことが多い

という一般的な説を信じ込んでいる人による
書き込みがほとんどでした。

確かにそれは、間違ってはいない考えです。

でも・・・。

ハムスターって、か弱い動物であることばかりネットでは書かれてますが、
通常の飼育環境さえしっかりしていれば、

↑の例の特集のようなことをしたからといって、そんな簡単に
病気にかかって死ぬような弱い動物じゃないんですよね。

もちろん、1日に何時間も写真を撮る、
というような無茶をすれば話は別ですが、

2、3日に一回くらいこれをやったところで、
それが病気につながるようなことはありません。

それは、私自身がハムスターを飼っていたことがあるから分かることです。

臆病で普段隠れてばかりのイメージがあるハムスターも、

一定の飼育環境に慣れると、
外に出たがる(探索意欲が出てくる)ことが多いのです。

つまり、一時的な環境の変化はハムスターにとって自ら望むものでもあり、
耐えうるものでもあるということです。

ですが、探索意欲があるとはいえ、
15秒程度箱の中に閉じ込められるハムスターが

どこまでストレスに感じているかは誰にも分かりません。

パールドワーフハムスター1

個体差にもよりますしね。

肝心なのは、もう一度言いますが、
どこまでストレスに感じているかは誰にも分からないということです。

つまり、あくまでも人の勝手な想像や思い込みでしかない

にもかかわらず、

「ハムスターは臆病でストレスや病気に弱い動物」
という知識だけをピックアップして

「かわいそうだ」、「ハムスターのことを何も知らない」、「虐待」、
というのは非常に主観的で極端な見方です。

私から見ると、これこそが動物に対する人間のエゴだと感じます。

そもそもこの程度のことなら、見方によってはストレスどころか
探索意欲を充足させる程度の快ストレスになっている可能性もあります。

ハムスターは本当はどう感じているのか分からないはずなのに、
「かわいそう」と勝手に決めつけている人が非常に多いのです。

そして、そういう人に限って、

自分の勝手な思い込みで「かわいそう」と思うことが、
人間のエゴであることに気づいていない

これが非常にタチが悪い。

ハムスターの話はあくまでも例ですが、
動物を飼うこと自体に対しても、同じことが言えます。

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ペットを飼うことがなぜ人間のエゴなのか

ペットを飼うことがなぜ人間のエゴなのか、
答えは非常に簡単です。

そもそも、なぜ人は何故ペットを飼うのでしょうか。



そう、それは人が動物を飼いたいと思うから、に違いありません。

かわいらしい、または自分好みな動物を、
動画やペットショップで見て、

「かわいい!」と思ってどうしても欲しくなるから飼うんです。

ヒトの欲で飼うんですから、人間のエゴ以外の何物でもないのです。

まず、この大前提を理解していない人が多すぎるように感じます。

本来、この大前提をキチンと理解していれば、
安易に他の動物のことを「かわいそう」なんて言えないハズです。

なぜなら・・・。

たとえば、動物にとって、

野生として生きるのがいいのか、人に飼われて生きるのがいいのか、
私たちには分かりませんよね?

狭いオリの中で暮らすペットや動物園の動物がかわいそう、
と思うのも人のエゴです。

だって、野生なら自由に動けるけど、
エサが足りなくなったり喰われたりする危険性があるわけですから、

狭いけど、外敵やエサ確保のことでビクビクせずに暮らせる
人間の飼育下の方が幸せかもしれないのです。

もちろん、その逆も然りです。

まとめ

ハムスターの例もそうですが、

結局われわれ人間にとって、動物がどう生きたいのか、何が幸か不幸なのか、
分からないのです。

それを自分の主観でかわいそうだのなんだの、と決めつけるということが
いかに自分勝手なことなのか理解した上で言っているのだろうか、

と私は問いたいわけです。

むろん、ペットを飼うこと自体人間のエゴなのだから
虐待しても無意味に殺してもいい、とは思いません。

ただ、見方によってどうとでも取れるような些細な内容の映像や動画で、
すぐに「かわいそう、虐待」と騒ぐ人があまりにも多いことには、

違和感を感じざるをえません。

簡単に他者を批判できるのは、動物に対する人間のエゴを
自覚、理解していない証拠でもあります。

私が言いたいことは動物を飼うな、ということではなく、

本来人間は他の動物のことを安易に「かわいそう」と非難する
資格などないことを理解すべきだ、ということです。

これは自覚のない人であれば、ほぼ全ての人に言えることで、
ペットを飼ったことがあるかないかはあまり関係ありません。

動物と人間が、あらゆる分野でどのようにかかわっているかを本質的に
理解した上で考えなければ、愛護精神は独りよがりなただの偽善になります。

それはどういうことなのか、次回に続きます。

シーシェパードは人間のエゴそのもの

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コメント

    • hhh
    • 2016年 7月 09日

    私も似たような事を考えてました…。
    ペットを大切に~とか、最後まで愛情をもって世話を~とか、
    色々な建前はあるものの、愛玩動物って根本的に人間のエゴの産物なんじゃないかなって思いました。

    動物にとって何が幸せかなんて、人間の立場からははっきり分らないから憶測や推理するしかないのに、
    危険な野良より平和なペットの方が幸せだとか、軟禁されて交尾も出来ないペットより野生の方が幸せだとか、
    どっちの方がどうだなんて、人間の立場でそんな事を言ってみてもしょうがないですよね。

    ペットを飼ってる人は、それがペットにとっての幸福だと信じるからそうする訳ですが、
    部屋の中に閉じこめられて生涯交尾せず独身で死んでいく動物達が幸せかどうかは誰にも分からない…
    ペットを飼ってる時点でエゴの押し付けなんだから、最後まで世話しようがしまいが結局は自己満足…?

    それはエゴだとか、それは愛誤だとか、互いを批判して色々議論してもみても、結局全員エゴイスト?w

      • 日本きのこ
      • 2016年 7月 09日

      コメントありがとうございます。

      考えれば考えるほど極論に偏ってくる気はしますが、
      最終的には、おっしゃる通り、人間である以上、
      私も含め「結局全員エゴイスト?」なのかもしれません。

      ただ、無自覚でエゴを振りまき、時には強権や暴力を
      持ち出してくるのは悪質というか、人の醜さを感じますね。。

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